演題募集要項
従来の通り演題を募集致します。医師の発表は会員に限定されております。発表を希望する非会員の方は演題募集時に入会の手続きをとってください。
下記ホームページをご参照ください。共同演者は、会員に限りません。
※消化器病における性差医学・医療研究会の入会につきましては、消化器病における性差医学医療研究会事務局にご連絡ください。
演題応募期間
2021年4月5日(月)〜 5月31日(月) 6月14日(月)
※発表演題登録の受付は締め切りました。
応募セッション
【日本高齢消化器病学会】
7月30日(金)
- シンポジウム 1 (13:30〜15:10)
『高齢者に対する上部消化管内視鏡治療』
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多くの高齢者に上部消化管内視鏡治療が行われているが、併存する基礎疾患や抗血栓薬服薬など高危険例も増加している。内視鏡治療は、外科切除や化学療法に比べ低侵襲であり、高齢者に提供できる優れた治療法として日々進歩している。一方で、内視鏡治療に伴う出血や穿孔などの偶発症および追加手術後に重大な転帰を辿るケースや超高齢者に対する内視鏡治療の適用など特有の問題点も残されている。本シンポジウムでは、高齢者の上部消化管疾患における様々な内視鏡治療(EMR・ESD・PDTなど)の実態、治療の工夫、治療成績を明らかにするとともに、偶発症対策や長期予後の現状と展望について幅広く議論したい。
司会 磯本 一 (鳥取大学 消化器腎臓内科学)
河合 隆 (東京医科大学 消化器内視鏡学)
- シンポジウム 2 (15:10〜17:00)
『高齢者 消化器がん化学療法 〜高齢者のがん治療を安全・効果的に遂行するための取り組み』
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様々ながん種において、標準治療の確立にむけた多くの臨床試験が行われ、その結果に基づいてガイドラインも整備されてきた。ただし、高齢者では臨床試験の適格基準を満たす人が少ない。実地診療では臨床試験の適格基準を満たさなくても高齢者にがん薬物療法を実施せざるを得ない場合も多い。そのため目の前の患者に検討する治療とガイドラインの元となる臨床試験のエビデンスにはギャップを感じることが多い。さらに、高齢者においては「暦年齢≠身体年齢」であり、実地臨床では高齢者の特徴を考慮して治療を行う必要がある。PSによる評価だけでは不十分な可能性があり、多面的評価も重要である。2019年には「高齢者のがん薬物療法ガイドライン」が発刊され、様々な課題も明らかとなってきた。
このセッションでは、高齢者への化学療法を安全・効果的に遂行するための課題をさらに深く掘り下げるとともに問題解決に向けた取り組みを幅広く討議したい。
司会 後藤 昌弘 (大阪医科大学附属病院 化学療法センター)
長島 文夫 (杏林大学 医学部 腫瘍内科学)
7月31日(土)
- スポンサードシンポジウム (9:00〜10:40)
『高齢化時代における胆膵内視鏡の位置付け』
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胆膵内視鏡診療は、結石除去術や、ステント留置術、さらには経口胆道内視鏡など、非常に多岐にわたる手技が存在する。最近では術後腸管に対する小腸内視鏡を利用した手技や、超音波内視鏡下の手技も発展し、従来困難であった症例でも内視鏡による治療が可能となってきている。しかし、患者への侵襲度が高いものも存在し、そのSafety Managementは極めて重要であり、安全な手技遂行の観点から適切な鎮静も必須である。一方、近年の患者層の高齢化に伴い、多彩な基礎疾患を有する症例が増加しており、手技の選択や、術中管理など、高齢者特有の対応が求められるようになってきた。そこで、本セッションでは、「高齢者に対する胆膵内視鏡の位置付け」と題し、高齢者に対する胆膵内視鏡診療の有用性や、留意点、各施設での取り組みなど御提示いただき、明日からの診療に役立つ情報を共有し、今後の展望について議論したい。
司会 伊佐山 浩通 (順天堂大学 消化器内科学)
小倉 健 (大阪医科大学 内科学Ⅱ)
- シンポジウム 3 (10:40〜12:00)
『高齢者GERD/消化性潰瘍の現況と課題』
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高齢者GERDならびに消化性潰瘍について、2019年7月に本学会から高齢者GERDガイドラインならびに高齢者胃潰瘍止血ガイドラインが発行された。これらの疾患の治療については、多彩な基礎疾患の合併を含め高齢者特有の課題が存在する。本シンポジウムでは、この2つの疾患について、疫学、臨床的特徴、高齢者での病態、治療上の問題、予後など幅広い視点から演題を応募します。
司会 岩切 勝彦 (日本医科大学 消化器内科学)
藤原 靖弘 (大阪市立大学 大学院医学研究科 消化器内科)
- スポンサードセミナー 2 (14:40〜16:20)
『高齢潰瘍性大腸炎の現状と課題』
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潰瘍性大腸炎は1970年代から患者数が増加し、当時若齢で発症した患者さんも高齢者になっております。さらに高齢発症の増加や全体的な有病率の増加から高齢者潰瘍性大腸炎は増加しております。新規治療薬が次々上市されましたが、高齢者では並存症合併例や全身状態不良症例が少なくなく、強力な治療により不良な転帰に至ることも少なくございません。したがって、非高齢者とは異なる内科治療方針や、手術のタイミングの決定等が求められています。しかし、高齢者の治療成績は臨床試験からは並存症の影響を考えて除外されることが多く、エビデンスは十分ございません。
今回、「高齢潰瘍性大腸炎の現状と課題」と題しまして、様々な角度から高齢潰瘍性大腸炎の臨床的な諸問題について討議し、炎症性腸疾患診療のさらなる質の向上につながる様なディスカションの場にしたいと考えております。白熱したシンポジウムとなることを願い、多数の演題登録を期待しています。
司会 平井 郁仁 (福岡大学医学部 消化器内科)
穂苅 量太 (防衛医科大学校 医学教育部医学科 内科学(消化器))
一般演題
- 7月30日・7月31日のいずれかで、ポスター発表もしくは口頭発表
【消化器病における性差医学・医療研究会】
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消化器疾患において、頻度、成因、病態、予後において性差が認められる疾病も多い。飲酒、喫煙が成因に関わる疾患では男性に多く、女性ではエストロゲンによる予防効果が推測されている疾患もある。また、男女の免疫応答の差が病態に影響を及ぼす場合もある。疾病による性差だけでなく、実際の医療現場においても「女性外来」の設置や、女性患者に対する女性医師による大腸内視鏡検査など性差を意識した医療の実践も行われてきている。今回、消化管、肝臓、および胆・膵領域における各疾病の病態、診断、治療法において、また、実臨床での診療体制など性差に関わる幅広い視点からの演題を募集いたします。よろしくお願い申し上げます。
当番世話人 岡田 裕之 (岡山大学大学院 消化器・肝臓内科学)
7月31日(土)
- 一般演題 1 (口頭発表) (11:00〜11:50)
『消化管疾患と性差』
- 一般演題 2 (口頭発表) (14:30〜15:20)
『肝胆膵疾患と性差』
演題登録方法
原則として本ホームページの演題登録フォームよりご応募下さい。
演題登録フォームへの入口はこのページの一番下にございます。
(1)演題名
(2)筆頭演者名(ふりがな付)
(3)筆頭演者所属先
(4)筆頭演者連絡先(郵便番号、住所、電話番号、FAX番号、E-mail)
(5)共同演者名(注意:シンポジウム、ワークショップの共同演者は2名まで)
(6)共同演者所属先
(7)抄録:600字以内
(8)キーワード(3つまで)
(9)利益相反(COI)の有無について
※利益相反(conflict of interest: COI)とは、医学医療の研究によって社会に還元される公的利益と産学連携等により生じる私的利益があり、このような二つの利益が会員個人の中に生じる状態を指します。「臨床研究の利益相反(COI)に関する共通指針」の細則に基づき、COI状態の開示をお願い致します。
※日本高齢消化器病学会にはCOIの規定がない為、消化器病における性差医学・医療研究会の規定に準じております。
なお、消化器病における性差医学・医療研究会は日本消化器病学会の附置研究会の為、日本消化器病学会の様式を掲載しております。

演題受領・採択の通知
演題を受領致しましたら、E-mailにてご連絡致します。
採択、発表日時についても、日程表委員会で決定後、E-mailにてお知らせ致します。採否及び発表形式(口演・ポスター)については、会長にご一任ください。
その他の注意点
口演はPC(パソコン)での発表のみとさせていただきます。
原則としてUSBメモリもしくはCD-Rによるメディア持込みとさせていただきますが、Macにて作成されましたデータの場合や動画を含む場合は、ご自身のPCをご持参下さい。
尚、原則として音声出力はできませんので、ご了承ください。
事務局にて用意致しますアプリケーションソフトは、Power Point 2007・2010(Windows)に限らさせていただきます。
文字化け等を防ぐために特殊フォントの使用は避けてください。